せどりの仕入れ判断ツールとして人気の高い「デルタトレーサー(DELTA TRACER)」は、せどりの仕入れ判断ツールとして高い人気があるツールです。
元々、デルタトレーサーは無料で使用ができました。
デルタトレーサーとは、2020年6月に閉鎖になった無料の最強ツール「モノレート」と同じように、商品の相場や売れ行きがわかるツールで、2017年からAmazonで販売されている商品の価格、出品者数、Amazonランキングの変動を蓄積している商品データベースです。
データをグラフ化したりテキスト化することで、せどりにおける仕入れ判断をより正確にサポートしてくれます。
WEBサイトでの利用の他、グーグルChrome拡張機能、スマホアプリ版としても利用できます。
「デルタトレーサー自身の商品データ」と「KEEPAの商品データ」の両方にアクセスする事ができる「デュアルデータベース機能」などが特徴です。
しかし、無料版のデルタトレーサーは2021年1月でサービスが終了しています。
現在のせどりの世界では知らない人がいないというくらい有名な阿部良一さん(DELTA開発チーム)の「NEWタイプDELTAトレーサー」は、無料版デルタトレーサーの性能をバージョンアップさせた有料版になります。
今回は拡張機能をメインにご紹介したいと思います。
まずは拡張機能をインストール
上記の画像にある「商品を探す」から商品名、JAN、ASINコードのいずれかを検索してもリサーチはできますが、拡張機能を入れた方が圧倒的に効率がよくなるので必ず導入しましょう。
拡張機能の導入はとても簡単で、ログイン後のトップページに、上記の画像のように「拡張機能のインストール」があるのでこれを選択します。
あとは動画に従って導入すれば完了です。
拡張機能が導入できたら実際に使ってみましょう。
「NEWタイプDELTAトレーサー」拡張機能
Amazon商品ページにデルタトレーサーを表示
Amazonでデータを見たい商品で検索をかけて商品ページにアクセスします。
商品詳細ページを下にスクロールすると、下ような出品状況の表が出てきて、コンディション別の価格と出品数掲載されます。
さらに下スクロールをすると、下のようなグラフ画面が出てきます。
色々と項目がありますが、見てほしい項目は①と②のグラフです。
① 過去3ヶ月で出品された最低価格
①のグラフは「その商品が過去3ヵ月間で出品された最低価格の推移」を表しています。縦軸が最低価格、横軸が期間で、青色のグラフが新品[/ani]、[ani color=#ffdc00 sec=2]黒色のグラフが中古品になります。
② 過去3ヵ月間のAmazonランキング
②のグラフは、「その商品のAmazon内でのランキングの推移」を表しています。
このグラフはとても重要で、「ランキングが上がった=商品が売れた」という意味を表します。
ランキングが上がったところを見れば、商品がどのくらい売れたのかを知ることができます。
ランキングが上がったところの見方は、波がカクっと下がったところになります。
検索結果一覧にKeepaのデータを表示
Amazonでキーワード検索をした検索結果一覧ページにも、それぞれの商品にKeepaのグラフデータがリンクされます。
ライバルストアの商品一覧にKeepaのデータを表示
Amazonでライバルセラーリサーチを行う際に確認するストアフロントページにもKeepaグラフが表示されます。
商品の詳細ページに移動することなく、Amazon自社の意販売価格や、新品・中古の最安値やランキング変動なども確認ができまするのでリサーチの効率も上がります。
その他の注目ポイント
他モール横断検索
EC-DATAのボタンをクリックする事で、「楽天(赤色)・paypayモール(茶色)・YAhoo!ショッピング(オレンジ)」の3ヵ所のECサイトの商品情報を表示することができます。
表示された商品情報は「タイトル」を選択する事で、各ストアへワンクリックで移動することが可能となっています。
また、検索結果は、各モールの中で価格の安い順に3ショップまで表示されます。
他モールの販売状況を統合して表示する実用的なインサイトを提供して、ビジネスの結果を高めます。
スマホに対応
NEWTYPEデルタトレーサーはレスポンシブ(パソコン、スマートフォン)対応しています。場所に囚われずにいつでも商品仕入れの結果を予測することができます、
WEB×APP×拡張機能
NEWTYPEデルタトレーサーは、WEB、アプリケーション、Google Chrome拡張機能で効率的なリサーチをサポートします。
アプリケーションではスマートフォンのカメラを使用しをして、JANコード(バーコード)の読み取りが可能です。
お気に入り登録機能
お気に入り登録した商品は「お気に入り登録リスト一覧」から確認することができます。登録した商品を一元管理、気になる商品の動向確認にも役立ちます。