以前、LP(ランディングページ)作成をするのにColorful(カラフル)をご紹介しましたが、WordPress(ワードプレス)でLP作成をする場合にColorfulとよく比較されるのがこのDangan(ダンガン)ページビルダー です。
Colorfulの詳細についてはこちらをご覧になってください。
今回はDanganページビルダーとColorfulとではどちらが良いのか。
Danganページビルダーの特徴とデメリットもあわせてご案内していきたいと思います。
Danganページビルダーの特徴
WordPressプラグインなので他社製テーマと併用することが可能で、ワードプレスが運用できれば活用することができます。
Danganページビルダーの特徴としては、Colorfulみたいにテーマとして使うのではなく、LP作成機能をWordPressプラグインとして使用するツールだということです。
1つのドメインで複数のLP作成ができる
Danganページビルダーは、1つのドメインで複数のLPが作成できる「サブディレクトリ」として運用していくようになります。
独立したページを作るサブドメインに対し、サブディレクトリは1つのドメインを共有しながら、メインサイトの下層に個別ページを増やします。
例えば、ルートドメイン(メインのドメイン)が
「https://zyouhou.miak.net/」
だとすると、それが
「https://zyouhou.miak.net/○○○」
のように
https://zyouhou.miak.net/sub1(教室1)
https://zyouhou.miak.net/sub2(教室2)
1つのドメイン内で全て管理ができるので、サイト運用がスムーズになります。
マーケティング機能が充実
ランディングページの相場は最低で10万円はかかると言われています。
デザインの外注、デザイナーの方とかに頼むと20万くらいかかることもあります。
Danganページビルダーがあれば、用意された備え付けのパーツを組み合わせることで、デザイン性の高いページが作成できます。
Danganページビルダーには12種類以上のデザイン済みパーツに、それぞれ配色やレイアウトなどのスタイルが用意されています。
マーケティング機能が充実して質の高いLP作成ができるので、メルマガ募集ページやセールスレターなど実践している方にはとても適したツールです。
その他にもポップアップ、カウントダウン、メールアドレス登録フォームなど、マーケティングを支える機能なども揃えています。
カウントダウン機能に関しては、カウントダウン終了後にメッセージを表示したり、別のページに自動でジャンプするなどの設定もできます。もちろんスマホ完全対応です!
Danganページビルダーのインストールと使い方
Danganページビルダーのインストールと使い方はとても簡単です。
- Danganページビルダープラグインをインストール
- ダッシュボードの固定ページから新規追加
- 固定ページ標準画面の右にあるページ属性テンプレート項目からDanganページビルダーを選択。
これで使えるようになります。
Danganページビルダーのインストール手順
Danganページビルダーの使い方
「パーツを追加する」を押して、文章、見出し、ボタンなどの項目一覧から選択をして作成していきます。
本文はWordPress標準のビジュアルエディタを使用して入力ができるので、文字の装飾や見出しの設定、メディアの追加(画像など)といった機能を、通常の固定ページ作成の際と同様に使うことができます。
本文の文字サイズは5段階で指定することができますが、【TinyMCE Advanced】と「AddQuicktag 」のプラグインを入れておくと便利です。
見出しのレイアウトは3段階で、S・M・Lから選択ができます。
配色などは予め用意されているパーツの一覧から選択します。
配色などはスタイルから変更ができて、下にはプレビュー画面が表示されます。
見出しの場合、本文で使えたビジュアルエディタは使えません。
文字を太くしたり、マーカーをつけたりなどは使えないので、細かい設定をしたい時にはショートコードを使います。
マニュアルも付いてるので大丈夫だと思いますが、
[accent] ? [/accent ]強調文字
[label] ? [/label] 四角いラベル
[marker] ?[/marker] 黄色いマーカー
などは、よく使うショートコードです。
余尺の設定も簡単です。
オプション項目がありますが、CSSの知識がある方向けのものです。
CSSのクラス名やIDを指定する場合に使用します。
デメリット
本文以外ではショートコードが必要
本文(文章)のパーツ以外ではビジュアルエディタが使えなく、文字の配色、文字のサイズ、太文字などの変更をしたい時に、ショートコードが必要になることです。
通常、WordPressで記事を書く時は、変更したい文字を選択してボタン1つで変更できたりしますが、Danganページビルダーの場合、本文以外ではそれができません。
本文以外のパーツでそんなに文字の配色を変更することも、文字の色が足りないなんてこともないかもしれませんが、見出しなどのパーツで文字の配色を変更したい場合には
[text color=”red”]?[/text]
とショートコードというものを入力しないと変更ができません。
白 white
黒 dark
灰色 gray
赤 red
という文字色のショートコードを覚えておく必要があります。
メモ帳などに書いて保存しておけば良いのかもしれませんが、見出しの時にもビジュアルエディタが使えればもっと便利になると思います。
Danganページビルダーのマニュアルでは、基本的に6色にしか変更することができないので、余計にそう感じました。
LPならメルマガスタンドは別途用意が必須
それともう一つは、Danganページビルダーにはメールマガジンの配信機能等はついていないので、LPならメルマガスタンドは別途用意が必須ということです。
LPを作成するということは、大半の方がメールマガジンやLINE@への登録を促すことを目的としていると思いますが、メルマガを配信する為のシステムなどは予め別途で用意する必要があります。
メールマガジンへの登録を促したいなら、予め自分でメルマガ配信スタンドを契約しておかなければいけません。
DanganページビルダーとColorfulはどっちがいいの?
低価格、自由度が高いほうがいい!多少HTMLやCSSをいじる作業があってもいいという事であればColorful(カラフル)!
初心者でサーバーのこととかよくわからない、とにかく簡単さ重視!自分でより綺麗なLPを作成したいならDanganページビルダー!
Danganページビルダー 12800円
お値段的にはColorfulの方が安くなります。
Colorfulはネットビジネス系の情報発信者の大半がLP作成に使用していて、現在人気もあり、ものすごい勢いで売れ続けています。
ただcolorfulは基本、予め用意してあるデザインを使用している方が多いので、どうしてもオリジナル性の面で欠けてしまいます。
いろいろサイトを見ていると、「このデザイン、どっかで見たことあるなー」。というようなサイトが多くあります。
もちろんColorfulはカスタマイズ次第でどうにでもできますが、デザインに飽きてカスタマイズをしたいけどHTMLやCSSをいじれないから、最後は、外注さんにデザインを発注してしまった方も多くいらっしゃいます。
Danganページビルダーは、カスタマイズに関する情報がまだ少ないかもしれませんが、使用者がまだ多くはありません。